幻のクイーン・裏話（２）

この週末、土曜はARTiSM MARKET02に出展しておりました！イベント時間が短い事もあり、あっという間でしたが・・・今回も色々な出会いがありました！イベントまとめは、Diaryに上げておりますのでそちらをご参照頂くとして。

さて、MEMOへの浮上がかなり空いてしまってすみません。明日、パリ出張前に投稿できるかは仕事の忙しさ次第なのでなんとも。。。明日、何も投稿が無ければ次の浮上は約1週間後だなーと思ってください（＾＾；
とはいえ、今回は旅行じゃないのでSNS（Twitter）は通常運転の見込みです。パリより、現地肉声をお届けいたします。ホテルのWifiが問題なくつながれば。

さて、本日の本題。SNOW in EDEN裏話（２）。本来、登場する予定だったのにも関わらず出ず仕舞いになってしまった幻のキャラ、クイーン。名前だけは、ビアンカのボディを作ったメーカーとして登場しています。
今日は追記にて、そんなクイーンの設定やエピソードについて語ってみたいと思います。

クイーンは最大手ボディメーカー（ブランド名もそのまま「クイーン」）の社長。ちなみにクイーンというのは愛称で本名は別（本名までは、まだ考えてませんでしたが・・・）。
何故クイーンと呼ばれるか、それはかつてキングと同じくアンドロイド研究の先駆者の一人で双頭をなしていたから。キングは「王」という名字にちなんでそう呼ばれていましたが、それに対なす女性と言う事でクイーンのあだ名がつきました。
キングとクイーンはその後結婚。娘が一人生まれましたが、元々利己主義的な二人なので間もなく離婚。ただし、その後の関係性は悪くない様子。政府組織に残りのし上がったキングと、民間企業でのビジネスで成功したクイーン。割と現代的な金持ち離婚夫婦のスタイル、みたいなイメージですね。

ちなみに、本当はこのクイーンにちなんだエピソードも一つ入れるつもりでした。テーマは「美」。クイーンは容姿が非常に美しくスタイルも完璧なのですが、実はこれらは美容整形（もしくはボディ改造）で得たものであり、元々は地味な容姿の女性でした。つまり、その遺伝子を受け継いでいる娘は地味な、ぱっとしない容姿な訳で・・・
この娘が、母親との容姿格差をからかわれてしまい悩む・・・というストーリーを考えていました。このエピソードには、アマネをメインに絡ませるつもりでしたが、細かいところまでは考えないままに終わってしまいました。
ただ、最後は決まっていて、娘の悩みを知ったクイーンが「そんな事くだらない、整形でもボディへの移植でも好きにすれば」的な事を言うのに対し、娘は自分の容姿を受け入れ生きる事を選択するというものでした。
単なる美容整形と言うテーマに限って言うと、私は別にしたい人はすればいいしという意見なのですが、このエピソードで書きたかったのはそういった容姿の問題というよりは、個のアイデンティティをどのように立証するかというものでした。まあ、結局どのあたりに挿入するのが適切かが分からず、書けなかったのですがね・・・