『空港にて』

104日目のお題、うなじ。
そして、関係のないタイトルwww

そういえば、村上龍が大好きですという話は度々していましたけど、この短編集の話をした事はなかったように思います。『空港にて』。
一般的な評価としては決して高くない作品なんですけど、私は好きでよく読み返してます。
村上龍の主張がかなりストレートに伝わってくる作品ばっかりですね。ストレート過ぎて、好きじゃない人は好きじゃないかも。
高度経済成長期が終わり、人が平等ではないと気付いてしまった人たちが「騙されていた」とそれぞれの立場から痛感する話ばっかりが続き、人によってはかなり憂鬱になるかも。私は、村上龍の文体が好きだしエッセイも含め概ねその主張にすごく共感しているので大好きですけれども。
ベタな感じですけど、私は「カラオケルームにて」が特に好きですね。本当、救いのない話ですけどね。

ここのところ色々と考える事が多いのですが（前向きな意味で）それはまたまとまった時に書きたいなあと思います。
昨日の日記やサイトに、拍手たくさんありがとうございました！ふんどし効果ですかね！（笑）